忍び歩く男 - SLYWALKER

大阪のこっそりPHPer

ぼくとわたしのCakePHP

今回リレーブログを書くことになりました。
CakePHPとの思い出を整理しながら綴っていこうと思います。

出会い

初めてCakePHPに触れたのは、CakePHP1.1Stableがリリースされたときです。
それまでは、PEARSmartyを使っていました。
そして、結構規模の大きいサイトの製作に着手することになりましたが、今までの開発手法では限界を感じました。
そこで、当時話題にのぼっていたフレームワークの使用を模索していたところでした。

思わぬ効果

CakePHPを選んだのは当時PHP4対応だったことが一番大きいですが、「Ruby on Rails」のPHP版的なとこにミーハー心をくすぐられました^^;
しかし、このことが自分にとって思わぬ効果をもたらしてくれました。
これまで開発が進むにつれスパゲッティの腕が上達するという有様で…
なにがスタンダードな方法なのか?なにがベストなのか?を考えているうちに、魑魅魍魎としたソースコードを生み出してしまう状態でした。
開発会社での経験やチーム開発の経験がない私は、開発の際に自分の中に確固たる規約がなかったのです。

設定より規約

CakePHPにも「Ruby on Rails」の「設定より規約」の考え方が活かされています。
そのため、魑魅魍魎としたソースコードを生み出す前に規約にしばられ、結果きれいなコードが出来上がるといった好循環ができました。
自分の中に確固たる規約がなかった私にとってCakePHPの規約にしばられることで、一つの規約を習得することができたと言っていいでしょう。
そこから、自分のコードもCakePHPのコアコードの書き方を徹底してまねるようにしました。

CakePHPと勉強会

CakePHPの情報は幸いネット上にもたくさんありましたが、どうしても誰かに聞きたい!自分はこんな使い方をしているがいいのか悪いのか確かめたい!
そんな欲求がふつふつと高まっていき、勉強会に参加するようになりました。
安藤さんに「帰ってブログに書くまでが勉強会です!」と言われ書き始めましたが、今改めて振り返ってみると感慨深いです。

初めは参加していただけでしたが、気がついたら発表者になってました。
関西で勉強会が開催できたことは本当にうれしかったです。(新原さんありがとうございます!)
技術者仲間がいなかった私にとって、勉強会は本当に最高の出会いの場になりました。

Cake Matsuri 2009

そして今年はCake祭!私は発表者として参加させていただけることになりました。

もっともっと

書いているともっともっと書きたいことが湧いてきますね^^;
きりがないので、Cake祭の懇親会で語り合いましょう!
全国全世界のBakerと出会えることを楽しみにしています!